あらゆる条件を考えて、
お客様に最適な設備を提案しています。
図面から見積もり、現場監督まで一通り自分で担当します
僕が所属しているのは、プラント設備部といって工場の設備を専門にしている部門です。
ここ能登川営業所では、近隣にある大手製造メーカーの工場設備を主に担当しています。他の企業の工場に行くこともありますが、全体の7〜8割はそのメーカーの仕事を行なっています。
業務内容としては、例えば工場に新しい機械を入れたいという連絡が来ると、
まずその機械を設置するための配管などの図面を描いて、材料や工事の見積もりを出して、OKが出たら工事の手配や現場監督をする。
この流れの一通り全てを担当します。
この営業所に所属しているのは全部で4名。仕事の内容はほぼ同じで、現場ごとに分担して業務にあたっています。
当社にはプラント設備部と建築設備部の2種類があって、
プラント設備部では工場の設備、建築設備部の方はオフィスビルや公共施設など一般に利用される建物の設備工事をしています。
工場だと配管や機械がむき出しになっているので、よく見ればどんな風に設備が組まれているのかわかりますが、
一般の建物は基本的に設備関係が天井や壁で隠されている上に、建物によって配管が通っている場所なども違います。
普段工場を扱っている僕から見ると、一般の建物は難しそうに見えますが、いつかそちらの方も担当してみたいですね。
現場では、安全対策を1番に考えています
仕事をする上で、一番大切にしているのは安全面です。
現場では僕が直接作業をするわけではないので、管理者として職人さんに怪我をさせないように常に気を配っています。
設備工事は特に高いところでの作業が多いので職人さんには命綱を付けて作業をしてもらうのですが、慣れている方ほどその辺りがいい加減になりやすい。
そういった落下防止対策などの指示を徹底しながら、現場の安全管理に努めています。
年上の職人さんが多いですが、言ったらみんな聞いてくれますし、付き合いの長い方も多く、仲良くさせてもらっています。
何通りもある方法から最適なものを提案する
設備って意外と複雑で、僕は入社して11年になりますが、今でも仕事をしているとわからないことがまだまだ出てきます。
難しいのは、お客様の注文に対してどんな設備が最適か考えて提案すること。
例えば、この部屋を常時25℃に保ちたいとなった時、どんな提案をするかはその時の条件や担当者によっても違ってくるでしょう。
方法は何通りもあるので、お客様の要望や予算、メンテナンスのしやすさなどを踏まえて、どんな設備を入れるのが一番いいかを常に考えています。
この仕事に向いていると思うのは、図太い人ですかね。
工場は24時間ずっと動いているので、機械が壊れたりしたら「すぐ直して」とか「早く見積もりを出して」などと突然言われることが多いです。
こちらの対応が遅いとその分製造も遅れてしまいますから、
急なことに動じず、スピード感をもって対応できる人が活躍できる仕事だと思います。
困ったときはフォローし合える体制がある
ちょっと他の会社と違うかなと思うのは、毎年ボーナスが3回あることです。夏と冬に加えて、10月の決算時。単純に嬉しいですし、仕事へのモチベーションも上がります。
職場は、すごく働きやすいですね。以前、病気で1週間ほど会社に来られなかったことがあるのですが、急なことにも関わらず、他のメンバーが仕事を引き継いでくれて、心配せずにしっかりと休むことができました。
営業所内の他のメンバーが今どんな仕事をしているか、お互いそばで見て把握しているので、
困った時にはフォローし合える体制があり、安心して働くことができます。